みつ子は自由を手に入れた

みつ子37歳、この度めでたく無職になりました。

大地の恵み

無職38日目の記録。

 

昨日は同居人共々、パチンコ屋で惨敗しまた。

愚かな私たちの手元に残されたのは、昨日実家の畑から引っこ抜いてきた大根です。

お母さんありがとう。おかげで今日も人間らしいごはんが食べられます。

 

大根の葉っぱも皮も余す事なく使っていきます。貴重な栄養です。

まずは葉っぱを塩で揉んで、漬物にしました。

次に皮を刻んでフライパンで炒めて、きんぴらにしました。

さらに皮を刻んで、サラダにしました。

そして本体はおでんにしました。ほぼ大根のおでんです。タンパク源に卵だけは投入。愚か者とはいえ、労働者の同居人にわずかな慈悲です。

一瞬お米を炊こうかと思いましたが止めました。大根をおかずにして大根を食すことにしました。極限までの節約晩ごはんで、昨日の愚かな行為をかえりみるのです。

 

大根はまだ4本残っています。頑張ればあと3日はいけるかしら。

私たちの贖罪はまだまだ続きます。