卵にキレる無職
無職33日目。
今日はおでん、あなたに決めたわ。
朝からおでん作りにいそしみました。
まず、母が愛情を込めて育てた大根を下茹でしていきます。
なんか半分緑だわ。中まで緑だわ。まぁいいか。
面取りした大根の切れ端をむさぼりながら、順調に具材たちを下処理していきました。
順調かと思われたのもつかの間、おでん界の問題児現る。
殻が剥けないゆで卵。しかも5個。
慎重に剥いていきましたが、全く歯が立ちませんでした。全滅です。完敗です。
仕事を辞めてから、私をここまでイライラさせたのはあなた達が初めてよ。(同居人を除いて)
何がいけなかったのかググりました。ふむふむ、なるほどね…
再トライ。
おわかりいただけただろうか?
一目瞭然ですね。
上の2つがググった方法で茹でたものです。
美しい…
塩を少々入れた熱々の熱湯を沸かしてから、そこにちっちゃく穴を開けた卵を投入。
どうやらお湯が沸いていない内に、卵を入れたのが一番の原因だったようです。
たったそれだけでこの違い。恐れ入りました。
また一つ賢くなってしまった。
無職になった今もなお成長し続けるみつ子37歳。
見るも無残な取り返しのつかなくなった問題児達も、見放したりはしません。容赦なくマヨネーズをぶち込んでサラダにしてやりましたよ。立派に更生して美味しく散っていきました。
昼過ぎにおでんづくりが終了し、しばし休憩。
スマホを触っている内に、仕事を終えた同居人がいつの間にか背後に立っていました。
そうです。夜です。
昨日に引き続き今日もやってしまった。
スマホが憎い…